ひろみち日記詳細
ドイツのスポーツ環境
13日、ローテンブルグからバス移動、二時間ヴェルツブルグへ、世界遺産のレジデンス視察、中世さながらの、お城。
昼食後、バス移動また2時間あまり、ロマンス街道美しい森の中を通る街道、所々には絵本の中で見たレンガ作りの家々の村、一路フランクフルトへ。
スポーツ教育施設調査として、フランクフルトスポーツクラブRQSブラウゲルブを、訪問。現地スポーツ施設視察、並びに組織体制、運営体制を調査いたしました。
ドイツには、現在90000の地域スポーツクラブが存在し、国民の28パーセントが登録しています。
平均270名くらいが1クラブに加入、自主的な運営体制の中
余暇の充実、青少年の健全育成に貢献しています。
ドイツでは、学校の部活動が原則としてありません。青少年は、学校から帰宅すると地域のスポーツクラブに、週1回あるいは2回程度参加しています。また、平日、仕事終わりの時間から、夜9時くらいまで、社会人のクラブ会員が汗を流しています。日曜日や、夏休みはクラブも休みの場合が多い。
クラブ会員が使わない平日昼間など空いた時間帯、クラブ所有の施設は地元学校などに有料で貸しています。
クラブは、約6割単独種目クラブ。この訪問したクラブは、多種目型クラブで、11部門約1100名会員(約600名青少年、約200名65才以上、その他大会員)とのこと。
サッカー部門が多く会員がおり、各年令毎単位を基本にチームを作り、トレーニングしている。
財政は、会員会費(年会費、約五千円から一万円くらい)と、寄付金、行政からの補助金(ドイツでは青少年健全育成補助として、そのクラブ登録青少年人数により、州市から支援がある。)
ちなみに、このフランクフルトスポーツは、自己所有施設維持運営費用が年間26万ユーロ必要。
会費14万ユーロ、行政からの補助金6万ユーロ、スポンサー寄付金約6万ユーロなどで運営していました。
社会教育体育体制の充実したドイツを、研修調査できました。
日曜日は、休息日の徹底したドイツ、休みを返上しての担当者の丁寧な対応に、心から感謝申し上げました。ダンケシエ。
update : 2011-11-14 00:22:21
by : 中野ひろみち後援会事務所