ひろみち日記詳細
永い 深い 歴史
22日 土曜日 雨模様
焼津市民文化祭オープニングセレモニー
北部コミ二ュティー主催ふるさと祭り開会式
林叟院開山500年忌 大祭
に参加させていただきました。
林叟院は、我が家の菩提寺信香院の母寺。
新しいパンフレットによると、
林叟院は1471年 賢仲禅師 小川に林雙院創立。
1497年 異叟修験者の忠告
「来年にはここに天変地異が襲ってくる。新しい土地に移転をしたほうがいい」
そして適地を探しに修験者とともに現在の場所に、そこにつくと修験者は
「この地こそ寺として適地、もし私の言葉を信ずるならば、私は永く護法の山神となりましょう」と告げました。振り返るとそこには、修験者はいなく、一片の石を残すのみ。
この年、移転の忠言に従い、直ちに現在の地、坂本へ寺を移転。
その翌年(1498年明応7年)、大雨による洪水となり、また地震発生で大津波がこの地を襲い、寺の跡地はもちろん、小川(寺が前にあった場所の地名:コガワ)の海辺は海中に没してしまいました。
このことを、後世に伝え遺すため、林雙院は、その老人の修験者 老人を意味する叟(そう)に改め,
林叟院と改名しました。
また老人が一片の石と化したといわれるその石を「山神石」と呼び、寺の護る山神として奉るようになりました。
(現在も境内に上がる石段前の左の低地にそびえる樹齢推定五〇〇年の山神杉、その根元に山神石が奉られています。)
明応地震の大津波の言い伝えも含め、歴史の中に、多くのものを勉強いたしました。
賢仲禅師 250忌 1764年 宝暦14年
賢仲禅師 400忌 1911年 明治14年
賢仲禅師 500忌 2011年 平成23年
永い 深い 歴史を 心で 感じとることが ありがたく思いました。
update : 2011-10-22 19:01:30
by : 中野ひろみち後援会事務所