ひろみち日記詳細
プラタナス
3日、午前、焼津市内に老人ホームの起工式がありました。
[プラタナス]の和訳(すずかけの木)しゃれた名前の施設です。
お医者様になられて、東京で修行なさっているその医療法人の息子様が、名付け親。
プラタナス(すずかけの木)は、別名[ヒポクラテス]の木とも言います。
紀元前、医学の祖と言われた[ヒポクラテス]が、エーゲ海に浮かぶ小さな島コス島のプラタナス(すずかけの木)の木陰で、医学を教えたことから、これを西洋医学起源として、プラタナス(すずかけの木)をもっとも神聖な木の一つとして[ヒポクラテスの誓い]と、ともに人類の健康と平和を見守っているそうです。
【ヒポクラテスの誓い】
1、病をなおすのは自然であり医師は自然のしもべです。
2、生涯を人類のため捧げ人類の生命を至上として尊重します。
3、病める人の心身を癒し健康を護ることを第1義務とします。
4、謙虚、信念、誠実、仁愛をもって医療行為を行い、人々から尊厳と信頼を得るようにします。
5、どのような強い圧力に逢っても人道に反する目的のために医学の知識を利用しません。
6、人種、宗教、国籍、政治、社会的地位の違いによって病める人を差別待遇しません。
7、病む人が打ち明けるすべての秘密は固く守ります。
8、師長を敬い感謝を捧げ同僚を兄弟とみなします。
9、生涯を通じ絶えず医学を修め医術を磨き、医学の面目と尊い伝統を守りつつ、その進歩発展に尽します。
10、私は医師として、以上を自由意思によって名誉をかけて堅く誓います。
この医療法人の理事長である奥様のご挨拶の中、今までのご恩に対する感謝の気持ち、そして御子息の医療に対する真摯な気持ちからの今回起工の施設の命名 過去から未来へひとつの歴史が繋がっていく感動を感じました。
update : 2011-09-03 17:51:20
by : 中野ひろみち後援会事務所