ひろみち日記詳細
事業仕分け
16日、静岡県経営管理部行政改革課が本年度の静岡県の事業仕分けについて公表しました。
実施日 10月15日(土)16日(日)。
対象事業は8月10日事業選定委員会で事業に県が関与する必要性について議論できるかなど四項目の視点により五段階で採点、集計し、30事業が選定された模様。
また事業仕分けにあたり、県民評価者を募集
無作為に抽出した20歳以上の6000人へ案内募集、
406人の応募がありその中から150人を決定。
9月に県民評価研修会を行い、事業仕分け当日、有識者と県職員の議論を聴いた上、多数決により評価を行うとのこと。
知事は士民協働事業仕分と名付け、意気込みますが、施策決定までには、時間をかけて あらゆる角度から検討してきた経緯があります。短期間の研修でどう評価できるか。
県民視線での政策施策決定は重要と私も常に考えていますが、その施策に関係する業界、団体の歴史及び現状また近未来への思いなどを細部まで把握した上で、又その施策の関係部局との調整過程等々その施策が決定する過程を熟知した上で、仕分け意見をまとめあげなければ意味のない事業仕分けになってしまう危険があるのでは。
本年の事業仕分けについて、30事業の中に、知事選定事業2事業があり、知事事部局以外教育委員会及び企業局が行う仕事の‘見える化’のために2事業選定と説明しているが、その‘見える化’の意味と選定の基準は。
又、昨年までの事業仕分けの問題点、事業仕分けでは、不要と判断された事業も、現実必要とされた事業が多く、事業仕分けをやった体裁をつける為にとも取られるような名目を変えての予算付けした事業が散見されたことや、短時間での事業仕分けでは、その施策立案から経緯など細部事情の説明ができない。等 問題点が解決された事業仕分けに なっているのでしょうか。
単に対象事業を選定し直し、新たに県民評価者を加えただけの事業仕分けでは、問題です。
本年度の事業仕分けについて、議論、提言をしていきます。
update : 2011-08-16 23:56:36
by : 中野ひろみち後援会事務所