ひろみち日記詳細
河川水門視察
袋井土木事務所に出向き、焼津市藤枝市に流れる瀬戸川と同じ位の川幅(約140メートル)の「ぼうそう川」に係る水門の事業概要の説明を受けた後、現地視察をしてきました。
過去490年間に静岡県を襲った大地震に対する津波は約8回/12回。
磐田市福田の、ぼうそう川水門は最大級の津波(想定津波高TP+6m)の遡上を河口部でシャットアウトする耐震対策水門。水門に付帯するぼうそう大橋は通常時には全幅9、75メートルの市道として一般共用され福田地区南北を結ぶ道路網の一翼を担っている。
水門事業総工費90億円。
水門構造 鋼製シェル構造スライドゲート
径間 24、5メートル×6径間
降下時間 非常時 2メートル毎分(約3分)
平常時は水門は全開。
水門に設置した地震計が250ガル(震度5程度)の地震動を感知した場合自動降下。
停電時発動機発電など 補助電力使用。
勝又川など静岡県内の他の河川水門も現地視察計画に入れ、焼津市の河川にも、しっかり津波対策の河川水門が早期実現できるよう 提案の知識にしていきたいと思います。
update : 2011-07-22 16:10:50
by : 中野ひろみち後援会事務所