ひろみち日記詳細
言葉を失う
岩手県遠野市の静岡県現地支援調整本部を皮きりに、被害を受けた地域、釜石市、大槌町、山田町を現地視察をしました。
壊滅的と報道があり、画面では見ていますが、現地に実際来てみると、言葉を失いました。
山田町危機管理室長から県との情報交換の不備のことや、初動段階での支援物資の調達方法についての報道では支援物資が届かないとあったが、そうではなく支援物資を仕分けが被災した市町ではできない状況だった、県や被災していない他の自治体などで仕分けするなどの対応の必要性や被災直後最も必要な水、食料、毛布は県や国で被害状況の報告を待ってからの支援ではなく直接被害情報を整理して早期支援体制整備の必要性など、貴重なお話をいただきました。
尚被災地での行政対応の反省点をしっかり静岡県の危機管理に役立ててもらいたいとのことでした。
大槌町は町長がお亡くなりになっているので東梅副町長、又山田町でも町長にお会いして被災状況の説明や喫緊の課題についてお話をしていただきました。
移動時間も含め早朝から夜にまでもなる長丁場の現地視察でしたが、被災地の皆様の悲しみを超えた熱い活動に胸が痛む思いでした。
update : 2011-05-10 20:03:32
by : 中野ひろみち後援会事務所