静岡県立焼津水産高等学校が、第３回海洋立国推進功労者表彰、『海洋立国日本の推進に関する特別な功績分野』で総理大臣賞を受賞し、その受賞祝賀会が焼津グランドホテルにて８日開催されました。
静岡県立焼津水産高等学校は大正11年３月に県内唯一の水産学校として漁業及び水産加工分野を中心に多くの水産関連人材を輩出してきました。前身である焼津水産学校にて81年前にビンナガマグロの新たな利用方法として考案されたのが「マグロの油漬け缶詰め ツナ缶」です。現在も生徒が捕獲したビンナガマグロを用いた伝統製法での生産や、地域経済の活性化をはかる特産品の製造などに貢献。また実習船やいづは海況データを海上保安庁に提供することで海洋速報の作成に協力し、JASREP参加船舶として優秀優良速報船の表彰を受けるなど、また平成18年には、文部科学省から「目指せスペシャリスト」の研究指定を又平成21年には「地域産業の担い手育成プロジェクト」推進地域の指定も受け成果を期待されています。 総合的な海洋教育、人材育成面での実績が顕著なことからこの内閣総理大臣賞受賞になりました。これは焼津水産高校の８８年の伝統への表彰でもあり、同窓会先輩諸氏、歴代校長はじめ関係各位のこれまでのご尽力に心から敬意を表し御祝い申し上げます。おめでとうございます。
update : 2010-08-08 20:32:11
by : 中野ひろみち後援会事務所
