ひろみち日記詳細
熊本県視察報告1
12月16日?18日に熊本県へ視察に行ってまいりましたので、御報告させて頂きます。
・熊本空港におけるCAT-3b導入の経緯について
熊本空港にて
大阪航空局 熊本空港事務所 空港長 鈴木昌智氏ほか3名
熊本空港は阿蘇外輪山近くの標高193mの高台にありため、霧が発生しやすく特に梅雨時期には視界不良となりました。昭和46年ILS(計器着陸システム)CAT1を導入。しかし、濃い霧等では着陸変更も余儀なくされた。就航率の改善、定期便の確保の観点から、低規定時でも滑走路直上まで誘導を可能とするカテゴリー?ILS(CAT?ILS)への高度化整備を平成3年から5カ年計画で進め、平成7年に全国に先駆けて運用開始をした。平成18年からは、ILSの運用ランクが100m以上の視界で着陸可能なカテゴリー?bILS(CAT?bILS)の運用が開始された。
ILSの運用状況を説明。またその効果(就航率の改善等)SSP体制(進入コースの安全性を守る空港側の体制)カテゴリー?,?,?の違い、R,V,R(滑走路で見える距離)等の説明いただく。現地、管制塔で視察、インナーマーカー等の設備の視察。
視察研修検証として、静岡空港でILS運用検討課題として考えると、着陸での霧等での就航率弊害がどの程度かによる費用対効果の検証での整備検討が、必要と考える。
update : 2010-01-08 16:14:36
by : 中野ひろみち後援会事務所