ひろみち日記詳細
県外視察 沖縄3
11日午後、沖縄県立総合精神保健福祉センターへ現地調査。
うつ病・自殺対策の先進治療、認知行動療法(CBT)を中心としたデイケアの概要と有効性について、精神科医でもある仲本晴男氏から説明を受けました。
また、施設内を現地視察させていただきました。
うつ病は、日本国内100万人時代を迎えています。
またWHOの将来予想で総疾病の中で、うつ病は2020年には第2位でなると予想しています。
思い込む(思考)気がめいる(気分)話をするのがおっくうになる(行動)、思考を修正すること、この認知行動療法と作業療法の併用することの意義として、作業療法で創造する喜びと充実感を体験することで、動機ずけと回復感を促進し、又自律神経低下を改善、身体と脳にたいするバランスの取れたトレーニングにより、うつ病の囘復を促進する。とのこと。
この8年のデイケア治療終了後の就労に関する転帰として、休職から約58%の方が就労中となっている効果を説明していただきました。
効果のはっきりでているこの治療方法を、さらに広めていきたいとの所長の自信に満ちた力強い言葉が印象に残りました。
(写真;センター所長、精神科医でもある仲本氏と)
update : 2012-06-13 20:57:32
by : 中野ひろみち後援会事務所