ひろみち日記詳細
副知事選任同意議案否決について
16日 2月議会定例会最終日、夜までの長い1日かけての議会でした。
様々な出来事があり、まとめてご報告するのが難しい状況です。
知事は総合計画の前倒し、、又新東名高速道路前倒し静岡県内4月開通をうけ、内陸フロンテイアと銘打ち、津波の影響が少ない内陸部の開発等の理由で副知事3人制を提案し、会期途中で2人の新しい副知事案、現副知事を合わせ3人体制を提案していました。
自民改革会議として、その対応を議員総会や役員会等を回を重ねて検討。12月のひとりの副副知事退任後、1人体制で予算編成の多忙時をのりきってきました。突如の知事の3人体制提案上程は、行財政改革推進の中においても、多額の予算(副知事関連経費ひとり約年間3200万円)の伴う3人体制は容認ならず、議案否決の姿勢でおりました。
最終日前日突然の現副知事の辞表提出、受理がありました。
副知事3人制を根底に今まで委員会等で議論しており、採決の当日に一人の現副知事辞任があり、審議の根底から崩れる事態となりました。
16日には、議会運営委員会4回開催、また5回の議員総会開催で様々な立場から議員各位ら、意見が出されました。
私からは1人辞任で2人の副知事選任議案だから2人に結果的になるから同意ではなく、3人副知事案での審議の結果の否決方向は変わらなく、知事が今後2人体制方針での説明もない状況では、否決でいくべきと主張。
結果、会派全会一致で否決を議員総会で決定。
6時半過ぎからの投票で採決。
議長を除く67総投票数、賛成30 反対37
で 会派の意思通りに37票満票はいり、副知事選任議案は否決になりました。
議会終了後の記者会見で、川勝知事は
「自民改革会議から何人か議案に賛成者が出ると思った」とか
「年度内に臨時議会をお願いし再度副知事選任案を提出して今回否決された2人を再度お願いする」と、議案否決直後のこの発言。
否決という厳然たる事実を厳粛にうけとめ、人選を含め3人体制から2人体制へ体制の組み換え直しの役割構築等をじっくり考えなおし、2人副知事選任案を論理的に説明しての議案提出に向かう姿勢が必要なことではないでしょうか。
否決され、また同じ2人選任案を単純に上程するということは、論理的ではなく、挑戦的な姿勢だけを感じてしまうのは、私ひとりではないと思います。
具体的議案が30日でてきた段階で再度さまざまな角度から、真剣に議論してまいりたいと思います。
update : 2012-03-18 11:53:24
by : 中野ひろみち後援会事務所